家電エンジニアとは

家電製品を設置したり、セットアップしたりする際の知識や技能に優れた者には家電製品エンジニアの資格が与えられます。これは家電エンジニアとしての民間資格です。資格試験は家電製品協会が年2回実施しています。

家電エンジニアには家電製品エンジニア(AV情報家電)と家電製品エンジニア(生活家電)の2種類があり、両方の資格を得ると家電製品総合エンジニアと呼ばれます。必要な能力は、家電製品の基礎理論、不具合原因の分析と診断、工具と測定器の使用、安全に対する知識などです。

家電エンジニアは家電の回路修理などのハードウェアだけでなくソフト面での故障にも対応します。家電製品エンジニア(AV情報家電)はパソコン、DVD、デジカメなどの映像/音響機器の修理を行い、家電製品エンジニア(生活家電)は冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの修理を行います。

家電エンジニアの仕事の一形式として、ホームセンターなどの家電量販店と契約して、ユーザからの依頼にもとづき、パソコンのセットアップ、家電製品のトラブル解決を行うことがあります。この方法では個人事業主として独立してビジネスを続けることができます。

家電エンジニアとして家電量販店と契約して家電製品の修理やパソコンのセットアップを行うと、修理代の6割ほどが収入となります。このような独立個人事業としての仕事だけでなく、家電エンジニアは家電量販店などに正社員として雇用されることもあります。

最近は多くの家電量販店が乱立気味であり、競争が激化しています。そのような状況で家電エンジニアの有資格者は他社との差別化を図るために欠かせない存在になりつつあります。収入面でも、修理部門のある会社であれば優遇されますし、家電機器メーカへの就職も考えられます。

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