金融系システムエンジニアの仕事
金融系システムエンジニアの仕事は、金融機関に必要なリスク管理システムなどを開発することです。金融に関する専門用語や専門知識に精通する必要があります。また、お客様と直接、接触することも多く、金融業界の業務についても多くの知識が求められます。
金融系のシステム開発は多くの開発者の共同作業で行われますから、金融系システムエンジニアには技術的なスキルよりも人とのコミュニケーション力が重要です。お客様と交渉したり、担当者同士で対話したりして仕事を進めていきますから、折衝力がないと円滑に仕事が進みません。
今、金融機関は、業界内の競争激化に備えて、競争力強化のためのシステム開発に積極的です。金融系システムエンジニアは金融系の抱える課題を理解して、どのようなシステムを開発すれば金融機関の要望に応えられるかを考え、新しいビジネスチャンスに結びつけることが必要です。
金融系システムエンジニアの取り組むシステムには、勘定系システムという預金勘定元帳を処理するシステムがあります。これは現在ではメインフレームで処理されていますが、将来はUNIXシステムを利用したオープン系システムに移行することも考えられます。
金融系システムエンジニアの素養として必要なことは、金融に関する業務知識に詳しく、実務の経験がある人です。金融系の会社の子会社でSEとして働いている人、金融系システム開発でプロジェクトマネージャとして働いた経験のある人などが金融系システムエンジニアとして有望です。
次世代のバンキングシステムとしてオンデマンド・バンキングという考え方があります。金融機関の経費削減、収益力の回復、リスク管理を達成するもので、IT技術の進歩により可能になりました。金融系システムエンジニアはこのような次世代バンキングシステムの開発を担います。

