システム設計のエンジニア
ユーザがシステム開発を業者に発注する際にはソフトウェアに対する要望を出して、それに基づき要件定義が行われます。さらにそれからシステムの仕様やインターフェースや内部の取り決めを決定します。それら一連の作業をシステム設計と呼んでいます。
システム設計は家を新築する時の工程に例えると理解しやすいです。家の新築では、①発注主から建てたい家の要望を聞き、②それに基づき配置図や平面図を描きます。③その後で詳細設計に入りますが、システム設計は、①と②の作業に相当します。
顧客とコンタクトをとり、顧客の要望を聞き出し、システム設計をするためには、システム開発するための上流から下流までの全般的な流れの中で必要となる手順や技術に精通しなければなりません。システム設計にはシステム開発の各段階の経験を通した広い知識が必要になります。
システム開発の外部設計と内部設計の段階をシステム設計と呼びます。外部設計では仕様書や各部の機能、開発費などをユーザに見えるような形で明らかにし、内部設計ではシステムを分割して各部の機能や役割を明確にして、プログラマが作業できるような形にまとめます。
システム設計の外部設計ではユーザへの提案書を作成します。自社の特徴や強みをPRして他社との差別化を図り、ユーザから好印象を得られるようにします。主に営業が主体となって、概要と目的、必要な機能、サービスレベルなどをまとめた提案書を作成します。
システム設計のユーザへの提案書には見積書の添付が不可欠ですが、システム開発の初期の段階で費用の見積りを行うことは誤差などもあり、方法を間違えると最終的に大幅な赤字に陥る危険性があります。経験豊富なベテラン技術者の意見を聞き入れて、精度の高い見積書を作成します。

